- 散布地
南条遺跡(なんじょういせき)
~弥生時代後期初頭の集落~ 物集女町南条
第2向陽小学校付近の扇状地に位置する弥生時代後期、奈良時代、鎌倉時代の集落跡です。1990(平成2)年、第2向陽小学校改築時の事前調査(第1次地点)で、奈良時代の土壙、ピットを確認したことを契機として周知されました。その後、北東150m地点の第3次調査で、弥生~古墳時代の土器や、鎌倉時代の土壙、ピットを確認し、広範囲に遺跡が広がっていることがわかりました。2001(平成13)年、小学校東方の住宅建設の際、弥生時代後期の竪穴住居4棟が発見されました(第4次地点)。弥生時代の竪穴住居のうち1棟は、平面形が五角形の小形の住居です。近江地方から搬入さ