遺跡の紹介

  • 史跡長岡京跡

長岡京

延暦3(784)年、桓武天皇は平城(奈良)から長岡への遷都を宣言します。都の造営は急速に進められ、同年11月11日、天皇が長岡宮へ移り、延暦4年正月に大極殿で儀式を行ったとの記録があります。大極殿の規模、形態は後期難波宮とほぼ同じなので、より早く遷都するため後期難波宮の大極殿を移建したと考えられます。 道路は朱雀(すじゃく)大路(推定52m)、二条大路(35m)、一般大路(24m)、一般小路(9m)の4種に統一され、都全体が碁盤目状に区画されていました。全体の6割程度が完成したとみられますが、遷都から10年後の延暦13(794)年、平安京への遷都が決定します。

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