- 史跡長岡京跡
大極殿院(大極殿公園)
昭和34(1959)年、宅地造成時の発掘調査で門跡(大極殿院北門)が発見されたことを契機に、京都大学が昭和36(1961)年に学術調査を行いました。小安殿(後殿)の根石、大極殿の基壇外周の石敷を確認し、昭和39(1964)年、長岡宮跡は史跡指定を受けました。平成9(1997)年には、大極殿前庭の調査で、天皇の即位式や元旦の儀式で用いるのぼり旗(宝幢)をたてた跡が検出されました。この調査で7基のうち東から3基、平成15年には西側の2基を検出しましたが、設置・使用方法の確定には至っていません。また、平成11(1999)年に、大極殿院の正門(閤門)も確認しています。